お泊りキャンプに向けて〜食へのありがたさ2〜

100万円がない・・・お肉が食べれない・・・考え込む子どもたちに「どうしようかね?」と再び問いかけました。

その場を離れて様子を見ていると、子どもたちだけの相談が始まりました。「お肉じゃなくて、お魚にしよーや!」「お魚はどこにいったらあるん?」「魚釣り行ったらいいじゃん!」「いいね〜決まり!」「花ちゃん決まったよー」と嬉しそうに報告してくれました。

 

 

 

 

 

 

子どもたちだけで話すことで、友だちの話を聞き考える力を育むこと、友だちの気持ちに気づき譲る気持ちが生まれることなど子どもたちの力は想像以上だなと感じました。

魚釣りに行こうということが決まりましたが、「魚は何を食べるの?」「魚釣りってどうやってするの?」「どこに行くの?」とまたまたハテナでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

『魚は何を食べるの?』

「先生!魚の図鑑が欲しい」と園で魚の図鑑を見ていましたが、「何食べるか書いてない・・・」と残念がる子どもたち。「じゃあ、図書館へ行って調べよう」と広電バスに乗って図書館へ行きました。

「お客さんのいるバス初めて」「あと何個で着く?ピンポン押したいな〜」とワクワクしていました。

 

 

 

 

あっという間に図書館に到着。

 

 

 

 

 

大きな図書館では魚の本が見当たらず「魚釣りの本どこですか?」と聞きにいくことに。

「ここにあるよ」と優しく教えてもらい、キャンプの本や川釣りの本などたくさん借りて帰りました。園に戻るとすぐに絵本を広げ、「キャンプってこうするんだ」「魚ってミミズ食べるんだって!」と楽しみが膨らんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

『魚のエサ』

自分たちで借りた本でエサを調べた子どもたちは、「ミミズ買に行かんといけん」と言い出しました。

バスを借りて、釣り具屋さんへレッツゴー!!

初めての釣具屋さんに興味津々!

 

 

 

 

「魚のエサどこですか?」と店員さんに聞く子どもたちを見て、たくましくなっているなと感じました。

 

 

 

 

エサが見つかると箱をあけ、「めっちゃいっぱいおる」と驚いていました!!

 

 

 

初めてがたくさんつまったお泊りキャンプ!!

楽しみはまだまだ続きま〜す♪

 

 

 

 

2017.08.14 Monday comments(0)

お泊りキャンプに向けて〜食のありがたさ〜(5歳児)

遅くなりましたが、7月に行われたひかり組(5歳児)の

お泊りキャンプの様子をお知らせしていこうと思います。

 

 

 

4月から5人のクラスとなり、何をするにも5人一緒。

子どもたちにとって初めての大きな挑戦となる

お泊りキャンプはわくわく!ドキドキ!

ご飯どうするの?キャンプって何するの?

どうやって寝るの?

子どもたちの頭の中はハテナでいっぱいでした。

そんな姿を大切にしながら、一つずつ考えていきました。

 

 

 

『ご飯どうするの?』

初めに子どもたちが口にしたのは、食事の心配。

「何食べたい?」と問いかけると・・・

「お肉!」という子どもたち。

「じゃーお肉探しに行かんといけんね〜」と言うと

「近くのスーパー行く?」と言い出しました。

 

 

 

子どもたちにとって買い物と言えばスーパーですが

当たり前ではない生活、食へのありがたさを感じて欲しくて

近くの牧場へ行きました。

 

 

 

 

 

 

牛の鳴き声が聞こえてくると

「食べないでって言ってる」と後ずさりをする子どもたち。

普段食べている牛を目の当たりにし

生きているものから命をいただいていることを

実感した瞬間でした。

 

 

 

しかし、どうしてもお肉が食べたい子どもたちは

「この牛何円ですか?」と聞きに行くことに!

「100万円です」と牧場の方に言われました。

園に戻るとすぐに「園長先生100万円ちょうだい」と

お願いに行っていました!笑

 

 

 

 

100万円がないと知ると、

「どうしよう・・・」と頭をかかえ、再び考え込む

子どもたちでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2017.08.12 Saturday comments(0)

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